100年後の映画館のために

映画館元副支配人による映画と映画館をめぐるインタビューの記録

2010-06

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もっと喧嘩しろ!(大宮浩一さん)

ドキュメンタリー映画『ただいま それぞれの居場所』
今、静かな話題をよんでいます。

本作品には、画一的な介護サービスの在り方にジレンマを感じ、
自ら理想とする介護を実現させようと施設・事業所を
立ち上げた若い人たちの奮闘ぶりと、誰もが他人事ではいられない
介護の「今」が描かれています。

ジャック&ベティでの公開初日に来館した監督の大宮浩一さんに、
この作品のことではなく(劇場で実際にご覧ください!)、
映画や映画館についてあれこれ伺いました。

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第9回:大宮浩一さん(映画監督・プロデューサー)

tirashitadaimaa.jpeg
『ただいま それぞれの居場所』
シネマ・ジャック&ベティにて絶賛上映中!
<6/12(土)~6/18(金)> 10:45~12:30
<6/19(土)~6/25(金)> 12:10~13:50



★映画の可能性に魅せられて
Q:映画の仕事に進んだきっかけを教えてください。
大宮:大学で映像学科に入りました。そういう学部を選んだという
ことは高校のときから映画をやろうと決めていたんだと思います。
でも大学にはほとんど行ってなくて、いちおう2年間籍はありまし
たが、実質除籍でした。「あなたの退学届けは受理しました」って
言われて、俺書いてないしって感じで(笑) 俺がいなければ日本
映画は遅れるのになと思いながらも、誰にも引き止められなかった
ので田舎に帰って税理士の勉強を始めました。そのときに原一男さん
が映画を撮るという話があったので、ギャラは出ないという条件だった
んですが、そんなわけ無いだろうと思って一年間限定で参加しました。
でも、本当にギャラが出なかった(笑) 
で、まあ撮影は1年ちょっとで終ったんですが、おかげで借金もできたので、
映画の借金は映画で返そうと思って、税理士は断念してこの世界に入り
ました。それでテレビの仕事など、映像の現場でお金を稼ぐための
仕事を始めました。当時は、そういう仕事を「まちば」とか言ってましたが、
今はもう言わないですかね。

Q:「街場」ですか? 初めて聞きました。ところで、子供の頃から
映画をよく観てて映画を作りたいと思ったのですか?
大宮:映画ではなく、政治のプロパガンダの一つの手段としての映像
に興味を持ちました。早稲田の探検部に入って、ゆくゆくは
「すばらしい世界旅行」みたいなものを撮りたいというような思いは
ありましたが、大人数でクレーン使ってという劇映画にはまったく興味
がありませんでした。山田洋次の家にはプールがあるらしいぜ、嫌な奴だな、
とか言っている嫌な青年でした。

Q:たいてい、監督くらいの年代の方ですと、お父さんに映画館に
連れていってもらって映画の魅力に目覚めた、というような原体験が
あることが多いんですが、そういうことはありませんでしたか?
大宮:まったくありませんでした。きっかけは政治に対する関心で
す。僕が大学入った年に成田空港が開港したんですが、一年間大学
にいかずほとんど三里塚に行っていました。小川紳介さんとか
土本典昭さんの活動を知って、映画という手段で社会の悪を糾すという
方法もあるということに興味を持ちました。活動に参加している自分たち
自身を撮って、それを世に伝えるということが新鮮だったんです。

tadaima01.jpg
上映初日舞台挨拶する大宮監督


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